函南町 特殊伐採 カシノキ 28メートル
残暑が厳しい夏ですが、今年も夏の特殊伐採を行なってしまっています。
函南町の巨木のカシノキですが、どうしても台風時期ですので未然に伐採するなどして被害にあわないように心掛けて、お仕事頂戴しています。
直径が1メートル以上ですので、通常の仕掛けとは異なる頑丈なロープ類を使って作業にあたっています。
作業は先端部の枝葉のカットは全て終わったので、樹高を下げて行く作業の段階に入りました。
木の根元には諏訪神社の神様が住んでいる祠があるので、ご迷惑ならないように、申し訳なく思いながら慎重に作業してます。
近所のクライマーの方の応援もあって、お互いに切磋琢磨しながら日々過ごせるようになって、とても良い励みになり感謝してます。
そろそろ私の出番もリリーフくらいになるのかしら。
後継者には惜しみなく、伝授できる状態ですが、今現在でお預かりしている2人のクライマーのお弟子さんの中でも将来が有望な人材です。
私との技術的な差異は、木を切る、木の繊維をコントロールする引き出しの数と、周囲観察から自然を自分の味方にする引き出しの数の差かなと感じました。
いわゆる経験値が大きいです。